最近はやりのEMS(パッド型)
EMS
Electrical Muscle Stimulation 筋電気刺激という技術。
もともとは、医療分野で研究されていたものが、トレーニング器具として広まっている。
電気刺激で筋肉を鍛える特徴として、「速筋」が鍛えられるという事。
普通に筋トレをすると「遅筋」が使われる。遅筋は、速筋と比べて細くて筋トレの結果(筋肥大)が見えずらいという。
逆に速筋は、太くなりやすい筋肉であり、見た目の効果が得やすいという。
なぜ、電気刺激は速筋を狙い撃ちして刺激できるかというと、神経線維の太さが影響しているらしい。神経線維が太いほうが、電気が流れやすいという単純な理屈。子供のころにならったオームの法則ですね。
そんなEMSですが、直近では、ウェアラブル型として、MTGのSIXPADが人気を博している。
SIXPADの登場までは、EMSといえば、ベルト型や配線の伸びた電極を張り付けるタイプばかりで、正直取り回しが悪いと感じていた。
◆ベルト型
◆配線つき
SIXPADの登場で、EMS市場には大きな変化が起きた。
6電極のパッド型商品が急に増え始めた。
正直、モノマネで訴えられる様なレベルに思える。
実際に、訴訟もあるようで・・・
ドクターエア「EMSエクサパッド」に対する意匠権侵害訴訟の提起について | MTG News | 株式会社MTG
市場が活発になる分、粗悪なものや偽物も横行しやすくなる。
人体に影響の大きいものであるからこそ、正しい知識と本物を買うという意識を強めたいですね。