ハドソン川の奇跡
ハドソン川の奇跡をレンタルでみました。
映画館で見たかったけど見れなかった作品です。
見た評価
★★★★☆
とても面白い作品でした。
実際にあった、飛行機事故をモデルに、クリント・イーストウッドが監督。
主人公サリー役を主演トム・ハンクス。豪華な組み合わせですね。
副操縦士のジェフ役にアーロン・エッカートというのも個人的にはうれしいです。
ザ・コアからファンなので。ダークナイトでもいい味出してますよ。
本作のこだわりは「リアリティ」。
メイキングで出てきたサリーご本人とトム・ハンクスの雰囲気のマッチングがすごい。
トムの演技力には脱帽です。
そして、フライトシミュレータで触りこんで、操縦席での立ち振る舞いを完璧にするということ、事件当時実際に関わった警察や救急隊員をエキストラとして登場させ、当時の様子を再現しようとするこだわりっぷり。
また、クリント・イーストウッド自身が水上不時着を経験しているとのことで、演出にも細かい点に至るまで作りこまれている。
制作秘話も面白いですが、
中身としても学ばされることがあります。
不時着は果たして「正解」といえる判断だったのか?
エンジントラブルから、滑走路に戻るか、水上不時着をするのか。
サリーの判断の正しさを問われます。
正しさの証明、身を守るためには徹底的な証拠分析と論理性が必要となる。
これは、大なり小なり皆が求められるものだと思います。
サリーの在り方は最後まで冷静であり、見習いたいものでした。
以上、映画リサーチ「ハドソン川の奇跡」でした。